お話を伺った方

講 師

15年間、洗濯用洗剤などの製品開発に関与。
近年は介護施設の洗濯に関する製品開発などにも携わっている。
繊維製品品質管理士の資格も持つ。

普段の洗濯業務

――― 普段はどのようなものを洗濯されていますか?

◆ 新田様:入浴時に利用するタオル、食事で利用するエプロン、利用者様の衣類、枕カバー、ベッドシーツなどを洗っています。

――― 利用者様の衣服はどのような時に洗われるのですか?

◆ 原 様:送迎時に失禁をされてしまう方もいらっしゃいますし、食事の食べこぼしで衣類が汚れる方もいらっしゃいますので、利用者様の状況をみて常に洗濯を行っています。重度の方の受け入れもあるため、医療処置を行うことも多く、医療に関する汚れもよく洗っています。

――― 介護現場では様々な汚れがあるようですが、一日に何回くらい洗濯をするのでしょうか?

◆ 原 様:だいたい1日に5~6回洗濯を行います。洗濯物は毎日必ず洗っていますし、出来る限り外で干して、気持ちよくお返しをするよう心掛けています。

洗濯の悩み事

毎日繰り返されるニオイ・汚れとの格闘。不快な臭気が落ちない原因を解明!

――― 普段、落ちにくくて困っている汚れはありますか?

◆ 新田様:送迎の時に催してしまった尿や便汚れ、食べこぼしや血液の付着などは落ちにくくて困っています。また、当センターでは医療的なニーズが高いため、浸出液などの医療的な汚れも多く、きれいに仕上げるのに一苦労しています。

――― そのほかに洗濯に関して、なにか困っていることなどありますでしょうか?

◆ 新田様汚れに付随した尿臭、便臭には悩んでいます。また、ニオイでいうと乾燥時間を長くとれないので生乾き臭なんかも気になっています。

◆ 片木介護現場独特の「不快な尿臭」が洗濯で落ちにくいのは、実はトイレのフチ裏にたまる、あの黒ずみのような頑固汚れと成分が関係しているんです。ライオンは、トイレ用洗剤開発の知見から、その成分を落とすのに「酸」が効果的だと知っていたので、「トップ ラクタスケア」はより尿臭が落ちるように、洗たく用洗剤では珍しい「弱酸性」の組成にしているのが特長です。

ラクタスケアを使用した感想

「さわやかな香り、綺麗な洗い上がり」介護用で唯一の弱酸性洗剤が尿臭・排泄汚れを撃退

――― 実際に商品を使ってみた感想はいかがでしたか?

◆ 新田様使ってみて、まず感じたのは洗いあがりのニオイがさわやかな香りということでした。また、汚れ落ちも非常によく、排泄物の汚れや食べこぼしがスッキリしました。

◆ 原 様:当センターでは、利用者様に少しでも安心・快適にお過ごしして頂くために、感染症対策はもちろんのこと、洗いあがりのニオイにも気を使っています。
普段は洗いあがりをよくするために、柔軟剤を多めに入れていましたが、トップ ラクタスケアを使ったところ柔軟剤を入れなくても香りがよかったです。

◆ 片木:やはりニオイに関しては気を付けていらっしゃるのですね。

◆ 新田様:そうですね。利用者様へお返しする衣類は、特に、汚れやニオイの無いよう気を付けています。ただ、洗濯物の量が多く、乾燥時間を長くとれないこともあるので、生乾き臭がしないか心配しています。現在、ニオイを防ぐ工夫として洗濯の脱水時間を長くして水分を飛ばしたり、乾いたタオルでくるんでお返ししたりしています。

◆ 片木:その方法、すごく良いと思います。生乾き臭を防ぐポイントは「細菌を増やさないため早く乾かす」ことであり、脱水時間を長めにすることは効果的です。そのほか干す前に衣類を複数回ふりさばいたり、柔軟剤を使っても乾燥時間を短くできますよ。

お洗濯マイスターが教える洗濯のひと工夫

◆ 新田様:実は介護職員の悩みの一つに利用者様のファンデーションがなかなか落ちないことがあります。

◆ 原 様:口紅など、トランス(抱え込み)をした時に、利用者様の顔が職員の肩などにつくため、職員の制服にファンデーション・口紅などがつくことになり、それが落ちづらいんですよね。

◆ 片木:ファンデーションのような油系の汚れは、洗剤を直接汚れている部分に塗布することをおすすめします。「塗布してしばらく置いた後洗濯する」のがきれいに落とすコツです。それでも汚れが落ちないときは、洗剤液をはった洗濯桶の中で軽く手もみすると良いですよ。

――― ほかにも簡単にできる洗濯のコツなどはあるのでしょうか?

◆ 片木:大量の洗濯物でそんなこと言ってられないかもしれませんが、洗濯機には衣類を詰め込みすぎないでください。詰め込みすぎると、洗濯機の中の水流が起こりにくく、洗剤本来のパワーを発揮できない恐れがあるからです。目安としては洗濯機の容量の7-8割程度を超えないようにすると良いですよ。

◆ 片木:ほかにも、「洗剤をたくさん入れたら汚れが落ちやすくなるんじゃないか」と誤解している方もいますが、実際は必要量を超えて洗剤をたくさん入れても、汚れの落ち具合はほとんど変わることはありません。かえってすすぎに時間がかかってしまい経済的にもお勧めしません。

――― 忙しい現場の中でも、このくらいのちょっとしたコツだったら活用できそうですね。

◆ 新田様:ありがとうございます。とても勉強になりました。早速実践していこうと思います。